2021年7月30日金曜日

デルタ株恐るべし感染力

東京の感染者が4千人弱と驚異的な増加を示しているが、石川県でも数日前から感染者が100人前後に推移している。蔓延防止策が発布されても民衆はどこ吹く風。街並みの人の流れは多くなるばかり。危機感が全くないのである。長期間の抑制で我慢の緒が切れた感じだ。これに乗じて、デルタ株の急速な広がりに輪を掛けている。

ワクチン接種が世界一早かったイスラエルだが、収まっていた感染が急増しているという。このためイスラエル保健省は29日(昨日)、米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンを2回接種した60歳以上の市民に、8月1日から3回目の接種を実施する方針を決めた。同国メディアが伝えた。感染力の強いインド型(デルタ型)の感染が広がっているのに対応する。

このデルタ株の感染力はどの程度強いのか比較調査したデータがある。


この表によると、デルタ株は2倍以上の感染力があるという。また、2回接種した発症予防効果が93%から88%に減少するという。


今月上旬に2回目を接種して3週間余りが経過してホッとしているのだが、このようなデータを見ると警戒心を緩めるべきではない!

首都圏からの観光客が増加しているというが、来るなとは言えず思案六法有効策が見当たらない。「行きたいけど迷惑をかけるので今はやめておこう」という自発的な意思を持ってくれる人が増えるよう神頼みしかない。併せて、ワクチン供給量を増やし、接種率が向上するよう政府・自治体が連携して動くよう願わずにはいられない。

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