2021年7月14日水曜日

赤青メガネの立体映画から70年後の今の3D映像は超リアル

まだ小学生3,4年生の頃、映画館でボール紙製のメガネを掛けてスクリーンを見ると、映画が立体的に見えた。ボールが飛んでくるシーンでは思わず顔を背けたものだった。しかし、そんな映画はどういう訳かあまり流行らなかった。

それが先日、ネットで3Dの猫の映像を見た。70年前の驚きと感動が蘇った。場所は新宿駅東口駅前のビルの屋上である。

ビルの屋上に映像とは思えない猫がいるではないか
画面のサイズは何と横18.96m、高さ8.16mもあるという。6ミリピッチLED SMD仕様で、4K相当の画質を実現している。ビジョンは湾曲形状をしており、かつ、3Dに見える視聴位置に新宿駅東口広場があるため、3D動画に最適な形状・立地を兼ね備え、より広く、より多くの視聴者数を得られるという。
どう見ても湾曲しているというスクリーンには見えない
ビジョン前に人が集められる広場があることは、効果的なプロモーションを行なうために重要で、実際に、仮放映時においても「巨大3D猫」目当ての視聴者が新宿駅東口駅前広場に多く集まったが、誘導員の誘導により、歩行者を妨げることはなかったとする。
この広場が3Dとなる絶好の位置にあるという


3D動画は、L字や湾曲など、放映される面が2面あることで、より奥行き感を感じることができるという。その一方、3D動画は視聴角度が限られるため、現地視聴者はある程度特定の位置に集まらなくてはならないようだ。
クロス新宿ビジョンは、湾曲形状をしており、かつ、3Dに見える視聴位置に新宿駅東口広場があるため、3D動画に最適な形状・立地を兼ね備え、より広く、より多くの視聴者数を得ることが可能なビジョンとなっている。

音響付きだというから凄い技術である。かといって、猫を見に新宿まで行こうという気にはなれないなぁ。

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