まだ小学生3,4年生の頃、映画館でボール紙製のメガネを掛けてスクリーンを見ると、映画が立体的に見えた。ボールが飛んでくるシーンでは思わず顔を背けたものだった。しかし、そんな映画はどういう訳かあまり流行らなかった。
それが先日、ネットで3Dの猫の映像を見た。70年前の驚きと感動が蘇った。場所は新宿駅東口駅前のビルの屋上である。
ビルの屋上に映像とは思えない猫がいるではないか |
どう見ても湾曲しているというスクリーンには見えない |
この広場が3Dとなる絶好の位置にあるという |
3D動画は、L字や湾曲など、放映される面が2面あることで、より奥行き感を感じることができるという。その一方、3D動画は視聴角度が限られるため、現地視聴者はある程度特定の位置に集まらなくてはならないようだ。
クロス新宿ビジョンは、湾曲形状をしており、かつ、3Dに見える視聴位置に新宿駅東口広場があるため、3D動画に最適な形状・立地を兼ね備え、より広く、より多くの視聴者数を得ることが可能なビジョンとなっている。
音響付きだというから凄い技術である。かといって、猫を見に新宿まで行こうという気にはなれないなぁ。
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