昨日(7日)、「のと里山空港」が開港して丸18年となったという。しかし、新型コロナの影響で能登=羽田便はかつてない厳しい状況となっているようだ。能登~羽田便の2往復を維持し、東日本大震災の年を除いては順調に乗客を維持してきた。その原動力となったのは県と航空会社による搭乗率保証制度である。
搭乗率保証制度とは、年間の目標搭乗率を設定し、目標を下回った場合は県が保証し上回った場合は航空会社が協力金として収入の一部を県に還元する仕組みです。しかし新型コロナで乗客が激減。特にこの1年間の乗客は3万人あまりと前の年度からは7割以上減少、搭乗率は32.7%といずれも過去最低となった。1日2便を維持できたのは1年のうち35日間だけと、能登=羽田便2往復維持は風前の灯火になっているのだ。
そういえば平成15年5月に2年前に誕生した初孫を連れて見学に行ったことを思い出した。開業の2ヶ月前だった。広い駐車場、送迎デッキ、乗降用通路等を孫の手を引いて見て回った。
もうすぐ2才の誕生日 |
できたてほやほやの空港 |
そして昨日。タオルを持ってズラリと並んだ人々。のと里山空港の3階展望デッキ。空港の職員たちが到着した飛行機に向かって18周年を迎えた感謝の気持ちを表していた。
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