75年前の広島と長崎への原爆投下についてアメリカでは「戦争を終わらせるために必要だった」とする意見が根強くあるが、有力紙ロサンゼルス・タイムズは「日本に原爆を落とす必要はなかった」などと主張する異例の論説を掲載したという。
この論説は、アメリカのロサンゼルス・タイムズに5日、大学教授などの連名で掲載され、「アメリカが核の時代を始める必要はなかった」という見出しが付けられているのだとか。 この中では、当時のアメリカのトルーマン大統領は、ソビエトが参戦すれば日本の敗北が決定的になることを認識していたとしたうえで、「歴史的な資料は、原爆が使われなくても日本が降伏したであろうことを示している。それをトルーマン大統領や側近たちも知っていたことは、文書から明らかだ」として、日本に原爆を落とす必要はなかったと主張しているという。
広島を訪問したオバマ大統領も原爆投下は過ちだったとは述べていない。それが、75年経過してようやく原爆投下が必要なかったとする声が出始めたことは歓迎すべきことである。
記念式典が開催される平和公園(昭和35年修学旅行) |
記念式典が行なわれる平和公園は、ほぼ原爆投下の直下地点だという。ここへは修学旅行のほか、平成時代に入って公務で長崎を訪れた際に寄ったり、家族で旅行して都合3回行ったことになる。
修学旅行は長崎に向かう前に広島へも訪れた |
今朝早くからNHKで被爆体験の絵を公募し、応募者が多数に上り、絵も3千枚前後になっり、その絵を書いた85歳の当時の心境を涙ながらに語っていた。書いた本人は最近無くなったと云うが、奥さんはそんな被爆体験は聞いたことが無かったと語っておられた。
しかし、体験談を聞くより絵のほうが生々しく状況が伝わってくる。
トランプ大統領に絵を見てくださいとお願いしても馬鹿者と怒鳴られるのが落ちか。
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