NPO法人「のとキリシマツツジの郷」(能登町柳田)は、のとキリシマツツジのうち「けら性(しょう)」と仮称される三品種の名称を公募している。いずれも能登独自の品種と考えられているが、これまで正式名称がなかった。採用された名前はそれぞれ、国際規約に基づいて品種名として正式登録される。応募締め切りは九月十五日。
どんな花なのか、新聞記事を引用してみよう。名称は仮称としている。
けら一重 |
けら二重 |
けら蓑咲き |
同法人によると、命名は能登をイメージさせ、海外市場に出た時に異国のロマンを感じさせるもの(「能登の春」など)を想定している。単に花の色や形、大小を盛ったもの(「赤い蓑」など)は、国際規約により登録できない。
のとキリシマツツジは、園芸の本場・英国の王立園芸協会から同法人に依頼があり、昨年末に苗木百本を輸出。多くの観光客が訪れる「エクスベリーガーデン」などに来年以降植樹されることが決まっている。大路篤夫理事長(75)は「能登らしさやのとキリシマの美しさを海外にもアピールする名前を自由に考えてもらい、能登に活気をもたらしてほしい」と呼び掛けている。
申し込み要領:同法人のウェブサイトで公開している応募用紙に記入し、電子メールかファクスで申し込む。個人や団体問わず誰でも応募できる(複数案も可)。採用者にはのとキリシマツツジの苗木や町特産品のセットを贈る。結果発表は十月末の予定。
芦田邸ののとキリシマツツジ |
深紅のキリシマツツジは何度も見たが、淡い色のけら・・・は写真で初めて知った。
関心のある方、ふるってご応募を!
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