2019年4月26日金曜日

チンタオに翻る旭日旗

中国山東省青島で中国海軍が70年記念国際観艦式を行なった。
去年は韓国が諸国海軍を招き観艦式を行なったのだが、特に日本自衛艦に注文を付けた。
入港の際は旭日旗の掲揚は禁止とするという通知を出したのだ。旭日旗に対するアレルギー体質は益々強まるばかりである。
それどころか、自衛隊機にレザー照射し、敵意に満ちた行為をなんだかんだと訳の分からない反論を繰り返していたのだが、つい先日正式に、自衛隊機が近づいたらレザー波を照射すると通知したという。

日本と韓国は敵国となって戦った事実はない。北にすりよる姿勢を強めている韓国は、日本を敵国としたい空気が充満しているようだ。それにしても韓国政府の目に余る「反日」に関わらず、寛大な姿勢をとっている日本政府が腹ただしく思う。


それに対して、日中戦争で12年も戦った中国が観艦式で何の制限をしなかったばかりか、青島の岩壁に横付けした自衛艦「すずつき」 が大人気で、24日には5千人が見学に訪れたという。この中国と韓国の差は何なんだろう。

見学者の長い行列ができた

海上自衛隊の護衛艦「すずつき」の前で記念撮影する中国人観覧者=24日、中国・青島(共同)
【青島共同】中国海軍は24日、山東省青島での国際観艦式に参加した日本や中国の艦艇を一般公開し、海上自衛隊の護衛艦「すずつき」には観覧希望者が長蛇の列をつくった。この日だけで約5千人が見学したとみられ、ロシア艦艇と並び人気を集めた。自衛隊員らは中国人と記念撮影に応じるなどし交流を深めた。

乗艦する第8護衛隊(長崎県佐世保市)司令の本村信悟1等海佐は「日中両国と、海自と中国海軍の相互理解促進につながればいい」と望んだ。中国人に間断なく記念撮影を求められ、笑顔で応じていた。
また、中国海軍は24日、各国海軍幹部らが参加したシンポジウムを開いた。

軍艦旗が翻る「すずつき」
自衛艦名の「すずつき」の意味が分からなかったので調べたら、「爽やかに澄み切った秋の月」に由来するそうな。
また、旧海軍に駆逐艦「涼月」があったという。

中国との関係が良好になった今日ではあるが、相変わらず尖閣諸島付近の領海侵入を繰り返している現実を忘れてはいけない。

0 件のコメント: