2019年4月22日月曜日

71年前の光景が蘇る宇出津の曳山

一昨日から宇出津の曳山祭りが始まったという。写真を見て71年前の祭りの光景が蘇った。年齢は5歳だから昭和23年だと思う。
この曳山祭りの歴史は古く、500年も前から続いているという。
自分の記憶では母と3歳上の姉と3歳下の弟と行っていると思うのだが、何故か姉弟一緒という記憶は全くない。

見学場所は梶川沿いの路上だった。具体的には千間書店の前の橋の上に通りかかった風景が見える場所だから、梶川沿いの路上だと思う。

当時はトンネルは無かった

これは新町方向に引っ張っている
トンネルの手前左側に道路が分岐しているのだが、母の実家はここから近くである。その実家も2,3年前から空き家になってしまった。

曳山の上に子供が沢山いるが人形があるだけで実演はないようだ
当時の引手はこの写真よりもずっと多かったように思う。
考えてみれば戦後3年目の頃なのに、このような経費の掛かる祭礼を執行した宇出津の経済力に驚かされる。
で、この梶川の橋は祭礼に欠かせない場所なのだ。7月七夕の頃に開催される「あばれ祭り」の神輿をこの梶川に投げ込み、橋脚にがんがん神輿をぶつけて破壊する場所なのである。だが、この梶川は子どもの頃から「汚い川」だった。家庭排水のため水は濁り、捨てられたごみが浮いている本当に汚い川だった。が、下水が整備された20年前くらいからイメージが一新している。

2台勢ぞろい 演目は何だろうか。人形が飾ってある
つい10年前まで営業していた「千間書店」がなくなって一抹の寂しさを覚える。
10連休に一度行ってみようかなぁ。



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