2019年4月29日月曜日

夜景を見に行くならやっぱり冬場

日本三大夜景といえば、函館、神戸、長崎である。
このうち、実際に眺めた所は函館と長崎。函館に行ったのは平成10年3月上旬。事業団を3月末に退職することが決まっていたので、上司が粋な取り計らいをしてくれた。
「行きたいところがあるなら行ってこい。出張扱いにするから」と。
女房にそんな話があったことを伝え、「北海道へ流氷を見に行こう」と誘った。

金沢から小牧まで車で行き、小牧から女満別まで飛行機を利用した。この旅行は全て自分で宿や列車等の予約をしたため、随分割高な旅行となった。例えば、小牧~女満別までの航空券が1人4万円も。だが、砕氷船に乗ったり、旧網走刑務所へ行ったり、札幌、函館としめて二人で30万円余の3泊4日の旅だった。

そんな中、函館の夜景は圧巻だった。3月上旬と云えども北海道は寒かったのだが、夜景は寒い時期に見るのがベストだという。空気が冷たく遠くまでスッキリと見渡せる。夜景は光という光がダイヤモンドのように煌めいて見えるのである。

やがて空はすっかり暗くなる
これが天下一の夜景
函館山から市内を見下ろすと、真ん中がくびれて上部と下部は大きく広がりを見せる函館独特の地形が演出効果を醸し出している。無数のきらめきが輝く夜景は三大夜景のトップにランク付けされているのに頷ける。

ここは神戸。広がりのスケールは大きいのだが
そして長崎。稲佐山展望台からの眺め
長崎の夜景は公務出張の折り、稲佐山から夜景を堪能した。
去年の暮れに横浜のナイトクルージングをしたのだが、ネットで夜景を検索していたらMM21の意外な夜景を見つけた。

何と、ランドマークタワーの背後に富士山が見えるではないか!
これは夕暮れ時の写真なので、どっぷりと日が暮れたら富士山は見えなくなる。

最近はスマホの内臓カメラの性能が極めて向上した。そのせいで、デジカメがさっぱり売れなくなってしまったという。
ドローンに搭載されているカメラも解像力が極めて高くなって、テレビカメラと何ら遜色がなくなった。去年旅行した宗谷岬をドローンから写した写真があった。

行ったときを彷彿させてくれる
この宗谷岬の上部に草原が広がっている。バスは細い道ながら草原の道を走ってくれた。風力発電の風車群があったり、牧場があったりで目を楽しませてくれた。何故か礼文島の風景とそっくりなのに驚いた。

よく似た年代ばっか
名古屋から電車で岐阜まで乗ると、人口の割には光のきらめきが少ない。高速で福井を通過する時もいまいちだが、金沢に入ると圧倒的な光の量になる。
金沢は贅沢な町なのだろうなぁ。

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