2019年3月11日月曜日

10連休狂騒曲

「2019年3月末天皇陛下退位、4月1日改元」が有力とされてきたが、統一地方選などの日程を考慮した結果、「2019年4月末天皇陛下退位、5月1日改元」とすることで調整された。
その結果、今年の5月の連休は10連休となる。


「10連休をどう過ごすか悩ましい」という、うれしい悲鳴や「休みがあってもお金が足りない」との声も上がる中、10連休こそ正念場という業界もある。
5月1日の改元を控えて気を抜けないのが、コンピューターのシステムに携わる業種だ。 「これまで使ってきたマニュアルなどの資料を一新しなければならない。なにしろ紙1枚の1文字の変更だけでも手続が必要だ。資料は膨大にあるのに、一体どうなるのかと思うと怖い」と戦々恐々。「新元号を迎える当日は一大イベントなので、当然休めるとは思っていない」とため息混じりだ。「改元の影響を真正面から受けるだろう」と話すのは首都圏の自治体関係者。

コンピューターシステムは昭和から平成に変わった時代とは全く規模が違い、システムが巨大化しているのだ。
IT業界に勤める男性会社員(25)は「特に官公庁や学校を顧客とする部署は、和暦を用いたシステムが多く、今の時点ですでに忙しくしている。元号が変わるタイミングが分かるのは好都合だが、それでも元号が切り替わる連休中は、トラブル発生の可能性もある」と語る。


観光業界にとって長期の休みはビジネスチャンスといえる。「せっかくの10連休、旅行でもしようか」という機運が高まることは確実で、例年になく盛り上がりそうだ。
GWとはいえ、日並びや会社の方針で長期休暇がとれないケースもあり、安・近・短旅行にとどまることも少なくない。しかし、今回は法が後押しする。気兼ねすることなく休めるわけで、観光業界だけでなく、レジャー業界、小売り業界なども大きな期待を寄せている。 
世界があなたを待っている・・・というが

旅行会社のツアーへの問い合わせも多く、予約が取れないケースも出てきている。特に海外旅行はキャンセル待ち状態にある。  エイチ・アイ・エスが1月中旬に発表したGW海外旅行予約動向によると、「例年より予約のタイミングが数カ月早く、現時点で予約者数は前年比3倍超で推移している」。オセアニアは6倍、北米5倍、欧州4倍という。 
特に人気の高いハワイが64万円の費用となっているが、それでも行くんだろうなぁ。

連休中に口座振替日が設定されている各種料金の引き落としは5月7日に集中しそうだという。連休の前後は銀行やATMの混雑が予想される。早めの準備が欠かせない。
病院も10連休、週2回、人工透析をしている人はどうするのだろう?

ところでこの10連休、男性は「うれしい」43%が、「うれしくない」40%より少し多かったらしい。一方、女性は51%が「うれしくない」と答え、「うれしい」は28%にとどまった。

「うれしい」は若年層ほど多く、18~29歳は58%、30代は43%に対し、60代は25%、70歳以上は18%だった。職業別では事務・技術職層の51%が「うれしい」と答える一方、製造・サービス従事者層の「うれしい」は35%にとどまり、50%が「うれしくない」。主婦層では53%が「うれしくない」と答えた。

高齢者の80%が「うれしくない」の結果だが、年がら年中休日の年寄りにとっては、市内のどこへ行っても超満員の連休は「うれしくない」の気持ちはわかるなぁ。

昨日から大相撲が始まった。遠藤に期待しているが初日は豪栄道に負けた。今日は白鵬、金星狙いだ。

この写真は炎鵬VS白鷹山、小さい体で大を見事制した。たいしたもんだ。今日も目が離せない。



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