2017年2月12日日曜日

岩肌を自然が彫刻した造形物

全国各地に五百羅漢の石仏群が沢山ある。
大分県中津市の耶馬渓付近に羅漢寺という寺の境内にある洞窟に五百羅漢がずらりと並んでいる。なんでもインドからやってきた僧がこの洞窟で修業したのだという。羅漢寺は国内三大羅漢の一つと言われている。
羅漢寺の石仏群
これらの像は大変な時間と労力を費やして金槌と鑿(のみ)で彫られたものである。
一方、何千年もかけて自然が造形した素晴らしい芸術作品があるのだ。

何年か前、私は妻と娘二人を車に乗せて曽々木までドライブした。トンネルの手前で降りて海を眺めた。そして小さな立札を目にした。「千体地蔵→」と記してあった。
細い道が私たちを招いているように思ったので、「行ってみるか」と4人で歩き始めた。ところが足元は石ころだらけ、おまけに急こう配。それにもめげず、40分ほどで到着した。
自然が彫刻したとは思えない地蔵群
自然にできたものとは信じられない思いでしばし見惚れた。
この付近からの眺望も天下一品、一度行ってみる価値は十分あります。




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