2017年2月15日水曜日

上空1万米からみるインフラ格差

飛行場から飛び立った航空機は30分もするとベルト着脱OKのサインが出る。
高度1万米に達し水平飛行となる。
伊勢湾上空
旧名古屋空港(小牧)から飛び立った飛行機は間もなく伊勢湾上空だ。
窓から見下ろす風景は、市街地のほか護岸の整備が行き届いた河川、美しい海岸線、幾何学模様を描いた鉄道が見える。
紀伊半島上空では険しい山岳地帯が広がる。九州上空を過ぎると雲間から海面が見える。
台湾付近では小さな島の上空を過ぎる。搭乗5時間ほどで間もなくダナン上空となる。
ダナン上空
そこを過ぎるとかなり長い時間、人工的建造物が見当たらず原野が広がる。
メコン川上空
カンボジアに入りやがてメコン川を見ることができる。
あたりには道路らしきものはなく、稀に幾何学的線形を描く鉄道は見ることがある。そして何よりも大蛇がのたうちまわるようなメコン川が現れ、自然の流れにまかすまま流れている。護岸はもちろんどこにもない。
ダナンからタイまでの眼下に見える風景を見て感ずるのは、日本のインフラとベトナムやカンボジアなどのインフラの格差が極めて大きいことが実感できる。
日本に住んでいると当たり前に思えることが、海外に出てインフラの状況を目の当たりにして改めて日本の国力の偉大さを覚えるのは私だけだろうか。日本全国どこでも田んぼの真っただ中の2m前後の道も舗装されている日本。これって凄いことなんだ。


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