2017年2月28日火曜日

東京漫歩(その6)神宮の杜・竹下通り・渋谷界隈

6週間の研修期間中は土日のほか休日もあった。購入したガイドブックの地図に歩いたルートを赤鉛筆で記したので、ページが賑やかに彩られてきた。だが、歩きたいところはまだまだ残っている。
研修も半ばを過ぎたのでやむを得ずルートを絞ることにした。

東京散策はかなりの回数に上ったが、傘をさして歩いた記憶がない。9月下旬から11月初旬だったこともあって、気候が安定している時期が幸いした。

さて、この週は原宿駅から明治神宮や竹下通り、それに東郷神社を回り、渋谷駅周辺を散策することにした。
原宿駅裏手側に明治神宮の参道入り口がある。本殿までとても遠く感じる参道である。入り口から2,300mくらいの左側に神宮の杜入り口がある。ここはどういう訳か有料ゾーンであった。
そこに入ってみることにした。武蔵野の原生林を歩くような細い道はとても都心とは思えない。
やがて視界が広がり池と芝生の広場となった。
原宿駅

神宮の杜
広場の隅に案内板があった。清正井→と記されていたので行ってみることにした。細い道を10分ほど歩いただろうか。そこには加藤清正が掘ったという井戸があった。掘ったというよりも囲ったという程度のものであった。
清正井
本当に清正が掘った?と思いながらそこを去った。
本殿に参拝し竹下通りを目指した。竹の子族が出没したところだけあって人混みが凄い。細い路地に向かい合って、衣料品店等がずらりとひしめいていた。
竹下通り
そこを後にして東郷神社に向かった。神社の入り口に何やら人の列。?と思って前に進むと受付テーブルが置かれ次々と名簿にチェックマークが。テーブルの前に紙が垂れ下がっていた。そこには「伊〇〇号乗組員親睦会」と書かれてあった。どおりで年配者が多いのだと納得した。戦後45年であった当時、まだこんな懇親会が開かれていることに感心しきりであった。
再び駅前に出て代々木公園へ。ここは広場に行って直ぐUターンした。NHKホールが道のすぐそば。奥まったところにNHK本館があった。

渋谷まで約1.2kmを歩き、駅裏手の忠犬ハチ公像を見に行った。主人が亡くなってからも10年以上も駅まで出迎えに通ったという。東大構内にその主人とハチ公像が今年新しく設置されたという。ハチ公の人気の衰えはない。

広場から道玄坂の入り口が見えたのでそこを歩くことにした。かなりのきつい勾配の坂道に連なる建物はなかなか雰囲気がいいものであった。


そして駅前へ。ここのスクランブル交差点はTVでお馴染みの所である。

道路上を横断している通路が目に入ったのでそこを歩くことにした。駅側から入り通り抜けるとデパートに。東急が経営する「渋谷ヒカリエ」と名がついている。
デパートを徘徊して帰路についた。

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