第105回となる高校野球甲子園大会が開幕した。開会式から3試合終了までTV漬けだった。
私にはこの甲子園大会に関する宝物がある。それは「新聞の切り抜き」である。昭和35年8月14日、第42回大会甲子園初出場の母校の応援リーダーをした。対戦相手は京都代表「平安」だった。試合は1:0で敗退。その翌日の15日、金沢へ帰る列車待ちの大阪駅のホームで試合の経過を掲載した新聞を購入した。
買った朝日新聞のスポーツ欄を開けた途端、エッと驚いた。なんと自分の応援している姿がデカデカと掲載されていたのである。当時はモノクロだったが甲子園のスタンドも写りこんでいた。
写真の上部には「雨雲はね返す熱戦」と |
右端が自分の姿である。常時後ろ向きの応援なので試合の展開はわからなかった。
これも大切に保存 |
これは地元紙記事 |
京都平安には卒後プロ野球で活躍した大崎がいた。しかし、わがチームは最少得点差の1:0で終わった。
3年生になったばかりのある日、担任の先生に職員室に呼び出され、「君はクラス代表の応援リーダーをやれ」と指示された。5月、北信越大会が長野球場で開催され、長野へ派遣、夏の大会は福井石川の決勝戦が福井球場で開催され、敦賀を破り優勝。金沢駅からトラック2台で泉野の校舎までパレードをした。大勢の市民が大歓声を上げて喜んでいただき、駅前から武蔵・香林坊・片町・広小路を通って帰着した。
そんな思い出が詰まった大事な大事な甲子園応援写真なのだ。
1 件のコメント:
良い思い出ですね☺️
コメントを投稿