一足早く吾が家に「春」が

吾々世代の子どもが受験した時は、遠方の受験校の場合は合否の電報を依頼するのが普通だった。例の「サクラサク」の電文である。長女が遠方の受験校だったのでそういう依頼をして合格発表を待った。二女は地元だったので本人とその友人二人を車に乗せて城内キャンパスに向かった。翌日、新聞に県内外を問わず合格者が発表された。

従来の合格発表

同時にネットでも発表される

 それが現在ではインターネット検索で合否が確認できるという。で、昨日は孫が受験したN大の発表日だった。発表開始時刻は１６時。やはりアクセスが集中するため中々繋がらなかった。本人は暫く置いて再試行するつもりで待機中だったが、娘たち（親たち）は一刻も早く知りたいと思いスマホからアクセスをトライした。そして、繋がった！「受験番号があった！合格や！」と叫んだ。

受験から家に帰ってきて、娘と女房に「難しかった」と自信なさそうに小さい声で話していた。ネットで答え合わせして、「数学ができんかった。４問中１問だけ正解だった。」としょんぼりしていた。実は受験前に私大２校を受験していて既に合否が判明していて「不合格」だったのだ。なので、残るはＫ大の受験に望みを繋いでいる状況だった。

私大は受験科目が少ないので専願者には有利だという。ここも、あそこもダメと聞いて浪人か？と思っていた。本人もそのつもりだった。
それが、「合格」。家中喜びが爆発した。女房はお祝いにスマホをプレゼントすると決めていた。

高校の合格者発表

高校受験の孫もいるし、中学進学の孫もいる。中学進学の孫には既に自転車をプレゼントした。喜びの笑顔を見るとこちらまで笑顔になれるのだ。
そして理数科併願の高校受験は間もなくである。