うちの次女が金沢城址にあった金大に通学していたのだが、途中から郊外に移転することになって通学が大変だとぶつぶつ言っていた。城内キャンパスが魅力だと多くの県外受験生があったという。金沢大学の移転後、平成13(2001)年9月に「金沢城公園」として、金沢御堂の創建から450余年を経て、一般に開放された。
それ以降、やがて20年を迎えることになるが、金沢城復元整備計画により橋爪門続続櫓・五十間長屋・菱櫓を第1期、河北門・橋爪門・石川門・丸の内園地・玉泉院丸庭園・いもり堀を第2期と整備が進み、現在、第3期として鼠多門・鼠多門橋等の整備が進められている。
往時の鼠多門橋 |
このあたりに鼠多門と橋が建設される(平成27年5月6日撮影)
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全体計画図 左側半分が完成した |
半分が完成したので橋の下の道路供用開始 |
工事に伴う交通の影響を減らすため、県は橋の神社側の半分を先行して仕上げ、その間は一方通行の仮設道路で車を通していた。今後は公園側を整備する計画となっている。
橋全体の完成時期は鼠多門と合わせ来年7月の東京五輪・パラリンピック開幕までを目指す。 鼠多門橋は江戸初期に建造された玉泉院丸と金谷出丸(現尾山神社境内)を結ぶ城内最大規模の木橋で、幾度かの架け替えを経て1877(明治10)年に撤去された。長さ32・6メートル、幅4・3メートルで復元し、スロープを設けるなどしてバリアフリー対応となる。
完成時期は鼠多門と合わせて来年7月の東京五輪・パラリンピック開幕までを予定する。事業費は橋に3億5千万円、門に15億円、周辺の園地整備に1億5千万円の計20億円を見込む。
現職中に河北門復元のための埋蔵文化財調査業務や金沢城石垣調査に関わることができ、全体整備が完成されるのが待ち遠しく思う。
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