炎鵬、巨漢碧山下す 4連勝「怖かった」
どんな相手でも真正面から挑む |
大相撲九州場所(福岡国際センター)5日目の14日、西前頭6枚目の炎鵬は東前頭5枚目の碧山を下し、4勝1敗となった。関取最軽量98キロの小兵は自身の倍以上ある199キロの巨漢に真っ向勝負で必死に応戦。最後は引き落としで仕留め、4連勝とした。
炎鵬は初顔だった碧山の突っ張りにもひるまずに立ち向かい、右に開いて引き落とした。取組後は「怖かった。のみ込まれるかと思った。立ち合いで1発食らって覚えていない。無心だった」と振り返った。
まるで手品師のようだ |
白鵬に誘われて宮城野部屋に入門した炎鵬。地力をつけ、角界屈指の人気者となった25歳に対し、白鵬は「場所ごとに幕内の水になじんできた。いろいろな動きができている」と目を細めた。
さて、今日6日目の対戦相手は東前頭8枚目の松鳳山。新入幕で勝ち越しをかけた5月の夏場所千秋楽で敗れた因縁の相手だ。松鳳山は「みんな何をしてくるか分からなくて、迷って負けている。単純に吹っ飛ばせばいい」と語った。
2,3日前、炎鵬について北の富士がコメントしている。
© 産経新聞社 北の富士氏、炎鵬は小さくても「だんだん地力がついている」/九州場所
大相撲九州場所3日目(12日、福岡国際センター)平幕炎鵬(25)が阿武咲(23)を下手出し投げで破り、2勝1敗とした。NHKでラジオ解説を務めた北の富士勝昭氏(77)=元横綱=は炎鵬について、「小さくてもだんだん地力がついている。相撲の重みが出てくる」と評価した。
4勝1敗、初日は破れたものの昨日まで4連勝は幕内力士の中でトップクラスの成績である。先だってNHKで炎鵬特集を組んだ。小学生の頃、一つ上の体の小さい子が次々と体格の大きい相手に勝利を納める姿を見て、自分もあんな相撲を取りたいと憧れていたという。その研究心が幕内上位でも堂々と互角以上に勝負できるのである。しこ名は炎鵬晃。この晃という名前こそ今は亡き一つ上の先輩の名前なのである。尊敬してやまない炎鵬の心意気なのだ。
いつの間にか、輝の上位にランクした。遠藤と互角に渡り合う日が来るかなぁ。
優勝を目指して頑張れー!
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