2019年5月28日火曜日

宮中晩さん会トランプ大統領のスピーチ

来日3日目となる昨日の夕方、国賓として招かれたトランプ大統領は宮中晩さん会に皇居に入った。
午后7時からニュースでその模様を見ていた。

皇居前広場を通過
天皇皇后陛下がお出迎え
天皇陛下のおことば
天皇陛下のおことばが6分間にわたり述べられたが、とても分かりやすい言葉で過去の出来事等について詳しく話された。
次にトランプ大統領のスピーチが行われた。



何と、大統領の口から大伴旅人や山上憶良が飛び出したのである。
スピーチの一部を紹介しよう。

日本の新しい元号は令和で、美しい調和を意味します。
この言葉は、万葉集と呼ばれる日本古来の和歌集に由来していると伺っています。
令和は、日本国民の一体性と美しさを祝福するものです。

そして、それはまた、変わりゆく時間の中でも、我々が受け継いできた伝統の中に我々が安らぎを得られることを思い起こさせます。

令和がその由来をもつ万葉集の第5巻には、2人の歌人によって書かれた文章の中に、この瞬間に関する重要な洞察を与える記述があります。
その歌人の一人は、大伴旅人ですが、春がもつ潜在的な可能性について書いています。
もう一人の歌人は山上憶良で、1人目の歌人の良き友人であり、家族や将来の世代に対する私たちの厳粛なる責任を想起させます。

これらはいずれも古来の叡知から受け継がれてきた美しい教えです。
そして今、私たちは目の前に広がる無限の可能性を喜ばしく思います。
それは、技術、宇宙、インフラ、防衛、商業、外交、その他はるかに多くの分野での新たなフロンティアにおける協力です。

そして、万葉集の古い和歌を日本の子供たちが受け継いできたように、私たちの同盟も受け継がれてきた豊かな財産であり、子供たちに受け継いでいかなければならないものであることを心にとどめています。


日本人の自分でさえ、こんな知識は皆無なのによく研究されたことが窺い知ることができた。

乾杯したあと食事会へと移行した
就任以来、やることなすこと全てでたらめに思えた大統領だが、このスピーチで大統領のイメージが一変した。なんだかトランプフアンになってしまいそうだ。

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