2018年2月20日火曜日

火野正平は無関心見向きもしない


火野正平氏は高所恐怖症なのだが、そのレベルが半端でない。橋を渡る時は自転車から降りてへっぴり腰で渡る。私の知っている人でも、何人かが高所恐怖症である。禄剛崎でがけ下を降り、波打ち際の岩場をぴょんぴょんと渡り歩いていた時、一人だけ足がすくんで歩けないという。海面まで4,50cmしかないのに怖くて足がすくんでしまったという。私は案外平気なのだが、明石大橋の人道でガラス越しの海面を見たときは全身寒気が走った。

なぜこんな話をするかといえば、「地上300mで「断崖絶壁」気分 あべのハルカス屋上で」というニュースを見たのでそんなことが頭をよぎった。

展望台から下界を見下ろした景色

ハルカスの展望台
全国に数多く存在する絶叫アトラクション。恐れを知らない絶叫マニアたちのため、アトラクションも日々複雑に進化している。そこへ、一旦原点に帰ろうよ的な狂ったアトラクションが近日オープンすることになった。その名も『EDGE THE HARUKAS(エッジ・ザ・ハルカス)』。

大阪にある日本一高いビル、「あべのハルカス」が舞台であるという時点で嫌な予感しかしなかったが、その予感は悪い意味で的中することになった。どんなアトラクションかを簡単に書くと、地上300メートルを、命綱をつけて、ただ歩くのである。……頭がおかしいのだろうか?

・狂気のアトラクション爆誕
2018年3月7日、「あべのハルカス」の最頂部にある展望台「ハルカス300」にオープンする『EDGE THE HARUKAS』。地上300メートルという、ビルの展望台としては日本一を誇る場所だ。そんな場所にわざわざ作るなよ……と言いたくなるが、内容はシンプル極まりないものだった。概要を公式ホームページから引用しよう。

「最頂部の縁に大人1人が歩ける程度の幅のデッキ部を新設し、命綱を装着して約20mを歩くアトラクションです」
こんな体験はいかがですか
デッキの幅は約60センチメートルだそうだ。つまり、地上300メートルの吹きさらしになっている60センチの幅を、ただ歩くと……。いや、無理でしょ。絶対いかんでしょ。ホームページを見る限り、手すりは腰の高さくらいしかない。考えただけでお尻のあたりがムズムズしてきたぞ。

ビルの開業から丸4年を迎えることに合わせて企画。屋上に新設した幅約60センチ、長さ20メートルのデッキから身を乗り出せば、「断崖絶壁」にいるような気分になる。同社によると、屋外で外壁もなく、地上300メートルから見下ろせるアトラクションは日本初だという。  デッキ上では約7分間風景を楽しめ、記念写真も撮影してもらえる。「高い所が苦手な人は怖いが、遮るものがないので爽快感はある」と同社広報。60階の展望台で受け付け、展望台入場料とは別に料金は1人1千円(写真代など含む)。年齢制限はないが、身長制限がある。

横浜MM21のランドマークタワーは完成して何年かは日本一だった。

ランドマークタワー
その展望台には何回か登った。

横浜球場が望める
「煙と馬鹿は高い所へ登る」といわれるのだが、スカイタワーの眺望も素晴らしかった。
ゆらゆらゆれる吊り橋も平気なのだが、手すりがないととてもじゃないが渡ること能わずである。


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