2025年10月3日金曜日

60年前の思い出が蘇る

今朝の新聞によると、昨年の能登半島地震で大きく姿が崩れた見附島だが、僅か島の頂上部に残った樹木の枯れ木が目立つようになったという。
地震で一部が大きく崩れ、住民に衝撃を与えたが、さらに追い打ちをかけるような現象に「寂しい」との声が上がったという。
市は「原因の特定は難しく、今は見守るしかない」としている。

残り少ない頂部の樹木が真っ白に
見附島は海岸のそばにそびえ立つ、高さ30メートル近い奇岩。地震前は、頂上に草木が生い茂っていた。地震直後の昨年1月に上空から撮影した際は木々に緑が見られたが、今年6月時点では枯れて白っぽい枝が目立っていた。

震災前の見附島はもさもさの頭だった

昭和38年5月、能登線建設工事の進捗から、九十九湾のほとりにあった事務所から鵜飼の事務所に移動した。夏にはこの島の左側で海水浴を楽しんだ。そして10月、軌道敷設が上戸に進んだ頃、岐阜にあった本局に転勤となった。
そんな思い出が詰まった見附島である。その島の変貌ぶりを見ると涙が滲む思いだ。

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