昨日、兵庫県知事がクローズアップされた。この知事の「犠牲者」は1人だけではなかったという。
内部告発文書を配布し、懲戒処分を受けた元西播磨県民局長の男性職員が自殺したことを昨日ニュースで知った。TVで片山安孝副知事が辞職する意向を知事に伝えていたが、責任を問われた斎藤知事は地位に恋々としている。ワシは何もやましいことはしていないと。
さらに実は、別の職員の自殺を隠蔽している疑いが浮上したというではないか。
大阪府の財政課長だった斎藤知事は3年前の2021年に初当選したという。大阪以外で初めて誕生した維新系知事だという。元局長の告発は今年3月のこと。県議会関係者や報道機関に配った文書で、斎藤知事のパワハラや企業からの贈答品受け取りなど多岐にわたる疑惑を列挙。大阪府と県が連携し、大阪・関西万博のPRにまんまと政治利用したという。
どうも問題の根源は大阪万博にあるようだ。
運営費5億円はクラウドファンディング(CF)と協賛金で捻出。しかし、CFは思うように集まらず、協賛金獲得のために各部署の職員が駆り出されたという。
「大阪と兵庫が分担してスポンサーを呼びかけたが、経済規模の違いから、どうしても大阪が先行する。それでも知事は『大阪に負けるな』と県職員にハッパをかけ続けた」という(県関係者)
最近、この手のパワハラがあちこちに浮上している。知事というポストにどっぷり浸かると「俺は何でもやれる」となるのかもしれない。
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