2024年10月1日火曜日

漁師と海女さん100人が捜索に協力!

陸の災害で異例協力という見出しに釘付けになった。何と漁師や海女さんたち27隻100人が海上から不明の輪島中3年の喜三翼音さんを見つけようと協力されたという。
記事を見て目頭が熱くなった。

奥能登豪雨で安否不明となっている輪島中3年の喜三翼音さん(14)を見つけようと、輪島市内の漁師や海女約100人が29日、漁船に乗り込んで海上から手掛かりを捜した。捜索範囲が塚田川河口まで広がったことを受け、有志が「船を持つ自分たちにできることをしたい」と協力を志願し、27隻が参加した。地元の海士町船主会によると、陸上で発生した災害の捜索に漁船が出動するのは異例で、一日も早い発見を目指す。

海上から喜三さんの捜索に当たる漁船(奥)
29日午前8時半、輪島市の塚田川河口付近

各船に数人ずつが乗り込み、翼音さんが流されたとみられる塚田川河口付近に向かった。
漁師や海女は現場に到着すると、潮の流れを見ながら2時間超にわたって海上に目を凝らした。ただ、周辺は元日の地震で海底が隆起しており、参加した漁師の1人は「風の影響で座礁する恐れがあり、海岸にはあまり近づけなかった」と話した。
30日も有志がボランティアで船を出す。海女漁保存振興会長を務める門木奈津希さん(43)は翼音さんと同世代の娘がいるとし、「想像するだけで胸が苦しくなる。早く風がないで(弱まって)ほしい」と話した。

海士町船主会の細道龍一会長(48)によると、この日の捜索には仮設住宅が床上浸水の被害を受けた漁師も参加した。細道さんは「災害が多く発生しており、人ごとではない。漁師として一日も早く見つかるよう、海上から手伝いたい」と力を込めた。

何としても一日も早く見つかってくれるよう祈りたい。

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