設置された1年後、実際ここに訪れた。あまりにもどでかいので驚いた。子供たちがイカの足によじ登って口である穴に潜り込んで遊んでいた。道の駅は大賑わいでレストランは長蛇の列だった。
その旧ツイッターが無事を報告したところ、次々と反応があったという。
海には帰らず、いつもの場所にいます-。「日本三大イカ漁港」の小木港PRのため立てられ、観光名所となった巨大なイカ像「イカキング」の公式X(旧ツイッター)が、能登半島地震後初めての更新で無事を報告。「心配だったが安心した」とのコメントが相次いだという。町民らは「(東日本大震災で残った)岩手県陸前高田市の奇跡の一本松のような、復興のシンボルになる」と希望を込めている。
「イカの駅つくモール」では、正月休業中だった1日、地震を受けて50センチの津波が到達。店内は浸水し、テラスにあった一人がけの木のベンチは海に流されていた。
しかし、全長13メートル、繊維強化プラスチック製と頑丈なイカキングは健在。目立った傷もなかった。
20日に更新された公式Xでは「津波が迎えに来ましたが、海には帰らず、いつもの場所にいます。奥能登が好きだから」と地元への愛を込めて報告。「これからも奥能登を元気にするぞ」と結んだ。
モール運営会社の芳野欽之代表取締役も、2次避難や集団避難で地元を離れる人々が増える中、「能登の絆を確かめる象徴として人々を勇気づけたい」と強調。断水し道路の復旧のめども立たないため、モールは休業が続く。「何とかゴールデンウイークまでの再開を目指し、奥能登の観光業は健在とのメッセージを力強く発信したい」と語った。
イカキングは2021年に町が設置。新型コロナウイルス感染症対策の臨時交付金2500万円を活用したことに国内外から批判もあったが、各地の観光客らの間で人気に。町は翌年、6億円余りの経済効果があったと算出した。昨年はモールに全国から約7万人が来場した。
企画担当の課長の発想が素晴らしい!益々のご活躍を祈ります。
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