岐阜駅から名古屋駅まで電車で通勤を十年余り続けたが、電車内の出来事が何件か蘇った。昨日のニュースで電車内で喫煙を注意した高校生が28才の男から殴る蹴るの暴行を受け、重傷を負ったという。
飲食店従業員の宮本一馬容疑者(28)は、23日正午ごろ、JR雀宮駅から自治医大駅の間を走行中のJR宇都宮線の車内で、加熱式のタバコを吸っているのを注意してきた高校2年の男子高校生を暴行し、さらに、自治医大駅のホームでも暴行して、右の頬を骨折させるなどの重傷を負わせた疑いが持たれている。
男子高校生は同級生と4人でいて、知人といた宮本容疑者に、「たばこやめてくれませんか」と注意し、宮本容疑者が顔を近づけてきたので押したところ、殴る蹴るの暴行をしたという。
宮本容疑者は、電車に乗り込み逃走したが、23日深夜に、宇都宮駅で逮捕され、容疑を認めているという。
小生も電車通勤途上に、車両の前部で言い争いの声が聞こえたので様子を見ると、柄の悪そうな兄ちゃんが若い男と言い争っていて、そのうち若い男が何発も殴られた。回りに乗客が沢山いたにもかかわらず、誰も見て知らん顔して注意する者は1人としていなかった。関わるとろくな事がないという思いなのだろう。自分もかけつけて注意すればという自責の念があったが、結局何もできなかった。自分に勇気がないのである。
喫煙を注意した高校生の勇気は褒め称えるべきである。そして暴力を振るった男には厳罰に処すことを望みたい。悪いことをすれば世間が許さないということをもっと皆で示さなければならないのである。高校生の勇気を称え、1日も早い回復を祈りたい。
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