今月19日から大寒に入って、朝晩の冷え込みは半端ではない。が、しかしである。この寒さにもかかわらず、白山比咩神社では、大寒みそぎの神事があったという。神職や参加者21人が無病息災や新型コロナ禍の終息を願い、霊峰白山ゆかりの水で身を清めた。
霞が池も氷結した |
心身滅却すれば水もまた暖かい・・・か |
雪化粧した境内にある、みそぎ場の池は、白山から流れ出た約5度の地下水をたたえる。身を切るような寒さの中、下帯姿の男性参加者や白装束を身にまとった女性参加者は、神に感謝する和歌を唱えながら、両腕を舟をこぐように前後に動かす天(あめ)の鳥船(とりふね)の行(ぎょう)で体を温めた。「エイサエイサ」などと威勢の良い掛け声を上げ、気合を入れた後、一斉に胸元まで水に身を沈め、大はらえの詞(ことば)を唱和した。
数人の女性の姿も見える。考えただけでも身震いしてくるではないか。一方、白峰地区では積雪185cmとなって、昨日は総出で雪かきだったという。雪かきに精出す住民たち |
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