冬期の海が荒れる季節になると日本列島の日本海側では、無人の木造船が多数打ち上げられる。希に死体がある場合もある。そんな中、曽々木海岸から2,3km離れた珠洲真浦海岸にかなり大型の船が漂着したという。
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赤丸印あたりに漂着した(勝手に想定) |
昨日の新聞では船の形状がしっかり認められるのだが、今朝の新聞の写真では船らしき姿がなく部材が散乱している状態になった。
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昨日の新聞写真 |
それがこのようになったという。
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砂浜ではなく岩場なので波で何度も岩に衝突して破損した |
この船は北朝鮮の木造船でないことは一目瞭然である。訓練の標的船ではないかと推定されるという。何で日本海で訓練する必要があるのか?
記事引用:4日に珠洲市真浦町の海岸に漂着した鉄製の大型船について、七尾海上保安部と能登海上保安署、珠洲署、大阪税関七尾支署、珠洲市は5日、現地を調査したが、船の国籍の特定はできなかった。人が乗っていた形跡はなく、油の流出もなかった。現場は大しけが続き、船体は破損してばらばらになったため、調査を打ち切った。
漂着した大型船は、二つの船体を甲板で平行につないだ双胴船のような形で、長さ約50メートル、幅約8メートル、甲板から船底までの深さ約1・5メートルとみられる。
甲板上部の構造物は、ロシア軍が射撃訓練で使う標的船の特徴によく似ており、船首外板には「436」の数字、救命浮輪にロシア語の表記があった。付近に大型船に関連した漂着物は見つからなかった。
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これが北朝鮮の木造漁船 |
冬の荒れた海に、このような粗末な漁船に乗って漁をするということは、命がけの仕事だが毎年100隻を越える難破船がある。余程生活が困窮しているとしか思えない。それでも極超音速ロケット発射成功万歳を叫ぶ国は普通ではない。
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