2022年1月27日木曜日

千田奈良大教授の金沢城談義

つい先日、NHK番組で不滅の名城「金沢城」を放送した。解説者は城郭考古学者千田嘉博教授だった。千田教授は日本各地の城跡の解説者としてその名が高い。歴史番組のレギュラーでもある。

     玉泉院丸庭園の解説
この教授の話はとても面白い。大阪城の真田丸の解説を聞いたことがあるが、実に詳しい。相当勉強されたのだろう。
略歴
中世・近世城郭の考古学的研究を行い、日本各地の城の発掘調査・整備の委員を務める。また世界の城と日本の城の比較研究を行っている。「織豊系城郭」(しょくほうけいじょうかく)を提唱し、城郭を資料として歴史を研究する方法の確立に寄与した。2015年に濱田青陵賞を受賞。2016年のNHK大河ドラマ『真田丸』の真田丸城郭考証者。2018年に奈良新聞社から奈良新聞文化賞を受賞。現在、奈良大学文学部文化財学科教授。前奈良大学学長。永青文庫評議員、文化財石垣保存技術協議会評議員、奈良国立博物館評議員。

今まで知らなかったが、石垣の基礎が見えるという

海鼠壁とした理由も知ることが出来た

そういえば真田の岩櫃城の解説も熱がこもっていた。
金沢城は何故本丸は森のままなのか、二の丸は日本一豪奢なつくりだったかという話しは興味深かった。
二の丸御殿内装の仕様書も記録されている

こんな図面があるとは!

次回の番組は国宝松本城だという。たのしみだなぁ。

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