梨紗子も激闘の末、金メダルを獲得した。姉妹揃っての金メダルである。過去にこんな例はあったのだろうか。県人として誇らしく思う。
石川県の誇り! |
梨紗子さんは、津幡町立太白台(おおしろだい)小学校2年生の時に、地元の「金沢ジュニアレスリングクラブ」で競技を始めた。
津幡町立津幡中学校3年の時に、全国中学生選手権52kg級で優勝。
高校からは実家を離れ、名古屋の強豪・至学館高校に進学。
妹(次女)の名前は、友香子さん。
1997年8月27日生まれなので、梨紗子選手より3歳年下。
現在、至学館大に在籍。
2015年12月の全日本選手権では、梨紗子さんと姉妹で、60kg級決勝を争った。
結果は姉・梨紗子さんのテクニカルフォール勝ち
そんな川井姉妹の目標は、2人で五輪へ行こうというもの。
五輪の各階級代表は1カ国で1人であり、体格が似通う姉妹は階級を分ける必要があった。2人で話し合い、減量しやすい体質などを考えて、姉・梨紗子さんが軽い57kg級に移ることとなった。
2019年9月の世界選手権。
姉・梨紗子さんは、3年連続優勝を遂げ、文句なしの五輪切符を獲得。
妹・友香子さんは、3回戦で敗退しましたが、その後、敗者復活戦を勝ち上がって3位入賞。メダルを獲得したため、規定により東京オリンピックの代表権を得た。
喜びの父 孝人さんと母 初江さん |
年齢は、今年で53歳。
父・孝人さんも元レスリング選手で、日体大時代の1989年には学生二冠王(全日本学生選手権、全日本大学グレコローマン選手権)に輝いた。
現在は、石川県立金沢北陵高等学校のレスリング部監督で、男子日本代表のフリースタイルの監督もつとめている。
お母さんの名前は、川井初江さん。
年齢は今年で51歳なので、お父さんより2歳年下になります。
母・初江さんも元レスリングの強豪選手。
旧姓・小滝初江さんとして、1988年・89年の全日本女子選手権を制覇しました。
1989年の世界選手権に出場し、7位という成績を収めています。
家庭環境もそうだが、本人の努力なしでは為し得ない偉業。心から祝福したい!
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