2021年5月6日木曜日

急患お断りのたらい回しで恐怖感

昨日午後、鼻の左側の応急手当をした出血がじわじわと出ていたのだが、ついに右側の出血が始まったと家内から不安げな顔で告げられた。時間経過とともに出血量が増えてきたようなので大学病院受付に電話した。「昨日の早朝、そちらで出血手当をしてもらったが、紹介された耳鼻科では対応不可だと言われたのでそのままの状態になっている。今から診てもらいたい」と告げた。ところが「当病院は急患で溢れている。耳鼻科担当医も不在。休日当番医に行ってください。」とのことであった。 指示通り当番医に電話したが午後6時前後だったので繋がらなかった旨を大学病院に告げた。

そうすると浅ノ川病院の救急に行くよう指示されたので、淺ノ川はコロナ関係で診療は受け付けていないはずだというと、直接、救急受付に行けば診て貰えるといわれたので車で向かった。ところが診療は一切やっていないと告げられた。困った様子を見てか、沖町の金沢病院だったら診てもらえるから・・・と聞き、そちらに向かった。

金沢病院の急患受け付けで待っていたら、看護師が出てこられ耳鼻科医は不在なので県中ならいいかも・・・と丁寧に断られた。不安感がMAX状態になった。家内は大きなビニル袋の中に顔を突っ込んでテッシュの山にうずくまっていた。

県中の駐車場は広いが使いづらい
県中の救急受付を済ませ暫く待っていると家内が診察室に呼ばれた。30分ほど経過して二人の救急医が出てきて状況を説明された。耳鼻科担当医に連絡を取っている。時間がかかるかもしれない。先生が来られれば4Fの外来診察室で治療する・・と説明があった。これでやっと胸をなで下ろした。
1Fロビーの後方に救急受付がある
結局、血管焼灼となった。両側の出血では無く片側出血がオーバーフローして両方から出血した状態になったという。出血し凝固したものを鼻腔から丁寧に除去してもらったという。
治療が終わった際、先生が神様のように思えたのでお辞儀を何遍もして感謝したという。
帰宅途上の車の中は安堵感で一杯だった。それにしても連休中の出来事のせいか、たらい回しの恐怖は並大抵なものではない。

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