今年も火野正平「こころ旅」が長崎県から始まった。そして、先週は石川県を駆け巡った。今朝は富山シリーズが始まったのだが、もうすぐ72才の誕生日だと話していた。この番組が始まったのは10年前からなのだが、火野正平の元気の良いのに脱帽するばかりである。北海道までチャリオと旅を続け、秋シリーズでは沖縄まで旅するという。長い上り坂の途中でハァハァ大息をつきながら「もういや!」といいながら、下り坂では、「人生、下り坂最高!」と叫んでいる。
さて、先週の石川県は千里浜、増穂が浦の手前の機具岩、能登鹿島駅近くの鹿島神社と巡り、最終日の先週金曜日は千枚田を起点に輪島市内の竜ケ埼灯台までの行程だった。手紙の行き先は竜ケ埼灯台だという。エッ、そこどこ?その場所はうかつにも知らなかったのである。
冗談にナンマイダと呼んだ |
七ツ島が見える・・・と正平氏 |
千枚田の小道に腰を下ろし手紙を読んだ。竜ケ埼灯台へ行くという。手紙の差出人は63才の宮城県在住の男性。宮城県から東京に就職して間もなく、輪島に旅行したという。その行きたかった場所が竜ケ埼灯台なのだが、そこに子猫がいたので可愛そうだったからシャツのボタンを一つは外して腹に子猫を入れて帰ったそうだ。その猫は十数年生きていたが、東京で数年働いて故郷に戻りその猫と10年余を過ごしたという。余程優しい性格の人に違いない。
そんな話しを知り、とても感動したのである。
行き先の灯台はどこなのか、そんな灯台は大沢野のまだ向こうかなぁ・・・と思っていたら途中に「あそこが目的地だ」と指さした。あれっ、灯台はあるのは知っていたが名前は知らなかったなぁ。
あれっ、いつも見慣れた景色だ |
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