2021年5月29日土曜日

現存していなかった灯台

昨日のブログで、宇出津に灯台があることを初めて知ったと記した。しかし、樹木に遮られているのかその姿形が現認できないので、何とか確認する方法がないか考えた。そして、3Dの地図で確認できるかもしれないと地図を色々と角度を変えて見てみた。

地図からして小山の先端にある筈だが・・・

灯台や樹木らしきものはなく、撤去されたと判断した

それで、もう一度ネットで検索し直して見ることにした。すると、宇出津灯台だとする新しい写真があった。

崎山(さきやま)の先端部分にあった宇出津灯台
2011/8/13撮影と記録されていた

県内では、19基の灯台が廃止された。金沢港の防波堤や橋立港、滝港、能登宇出津港、小木港などの防波堤灯台11基と、美川灯台、かほく市の白尾灯台、宇出津灯台、能登島灯台など、日本海沿岸灯台8基を廃止する予定とする記事があった。国は、廃止の時期については、地元自治体との協議が調い次第、順次廃止の意向である・・・としている。

この記事で、灯台は港の防波堤に設置された灯台と一般に灯台と称する2種類あることも知ることが出来た。禄剛埼灯台や猿山灯台は知っていたが、県内に19もの灯台があったことはこれも初めて知った。


灯台の役目は船舶の安全航行を図ることにあった

♫おいら岬の 灯台守よ 妻と二人で沖行く船の 無事を祈って火をかざす・・・
大体、灯台はへんぴな場所にあったので、灯台守は大変だった。猿山灯台の灯台守の家族の小学生が片道2kmも山道を通学したという。それが人工衛星により、正確な位置把握が可能となったため灯台の役割が終わった。

0 件のコメント: