2020年9月29日火曜日

ブランド野菜「金沢そだち」の秋冬ダイコン初出荷

手取川河口である美川から羽咋までの海岸線は砂丘が続いている。長い長い砂丘であるが、これを利用した農作物の栽培は盛んに行なわれており、金沢下安原地内から粟崎地内までが特に大規模に行なわれている。スイカ、五郎島金時等が代表的作物だが、このほど、秋冬ダイコンが初出荷されたという。

下安原地内で収穫された秋冬ダイコン
県内最大の産地の金沢市でとれたダイコンは、砂地で栽培されることから色が白くきめこまやかで「金沢だいこん」として関西の市場などでも高い評価を得ている。
今年は記録的な暑さに加え、8月は雨が降る日が極端に少なかったことから、スプリンクラーを使った水の管理に苦労したというだが、去年より4日早く初出荷を迎えた。
砂丘地集出荷場へ
四十八軒の農家が計五十三ヘクタールの畑で栽培し、十一月中旬までに三千七百トンほどを出荷する。出荷のピークは十月中ごろ。県内のほか関西の市場にも送られる。

集出荷場に運ばれた

出荷初日は2,710ケースが金沢市場へ出荷された。 (なお、県下全体の作付面積は86ha、出荷計画は48万ケース)     しかし、48万ケースとは恐れ入った!

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