2020年9月15日火曜日

パンドラの箱(2)

集会所改築プロジェクト検討委員会はほぼ4ヶ月に1回程度開催した。メンバーは町会役員のほか、子ども会育成部、青年部長、老人会長、民生委員、新設されたサロン代表、町会長経験者等の二十数名で構成された。
旧集会所使用状況
検討委員会で発言のあった事項は次の通りであった。
(質問事項)
1.現在位置は狭すぎる(100平米前後)。町内に下水道整備に伴い調整池として機能していない設備がある。この場所に北小公園を移設し、その跡地に移転してはどうか。そうすれば、ゆとりのある間取りが可能、駐車場も数台は可能となる。
2階は床が抜ける恐れがあり使用禁止中、台風で屋根が飛ばされたこともあった老朽化が顕著な旧集会所
2.1案について反対である。目の前が公園になるのは子どもの声が迷惑である。
(回答)
ア.理想的な提案だが、公園移転費の負担、集会所敷地の整備費、建築面積増大の費用等々、資金面に負担が大きすぎる。借入金の返済負担で、さらに何年も積み立てを継続しなければならなくなる。
イ.昭和37年から分譲開始となった当団地住民は、高齢化が進んでおり、既に十数年積み立てをしているので、これ以上改築を伸ばすことは避けなければならない。さもないと、積み立てだけして新しい集会所を見ずに亡くなる場合が増加することも考えなければならない。

これにより、現在位置で基本設計を進めることにした。

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