本当に素晴らしい「男」だ。
こんな子供がいた |
こんな子供がいた |
9割勝っていた大の里だったが、驚きのバネを持った若隆景に見事やられた。敵ながらあっぱれというところか。三役経験者の実力者相手に2度のもろ差しを許すなど、今場所はあまり見せていなかった脇の甘さを突かれた。「昨日から良くなかった。昨日の落とし穴にハマった感じがする」と物言いがついた11日目(琴勝峰)戦からの流れを反省した。
一方で、連勝中は言葉数が少なかったものの、敗れたことで重圧から解放された。報道陣から「張り詰めていた部分があったのでは?」と問われると、「そうですね。気持ち的にすっきりしたと思う。明日からまた頑張ります」と気持ちを新たにしていたという。
驚異の粘りに根負け |
今日の相手は琴桜。1差で高安が・・・
5年前に新入幕を果たした炎鵬は白鵬の土俵入りを務めたことがあった。その炎鵬は脊椎損傷の大怪我で引退もささやかれていたが、先場所から序二段で復帰した。そして昨日は5連勝だという。大の里の人気で忘れられた炎鵬だが、序二段で無敗の記録を作っている。
5連勝! |
元幕内の序二段炎鵬(伊勢ケ浜)が千代大光(九重)を押し出し、土つかずの5連勝を飾った。立ち合いでしっかりと当たって押し込むと、回り込む相手を逃さず、力強い下からの押しで圧倒した。脊髄損傷の大ケガから復帰2場所目となるが「復帰して一番いい相撲じゃないですか」と自賛。「土俵に上がるまでの落ち着きというか、今日は心が座っていた。正直、負ける気がしなかった」と明かした。首をケガする以前、番付を上げていた時期にはあった感覚だといい「いい時の状態を思い出せた。自信になる一日でした」とうなずいた。
幕内筆頭あたりで大活躍していた炎鵬だが、大病を克服して序二段から再スタートした精神力に頭が下がる。
花道の奥では、指導を受ける宮城野親方(元横綱白鵬)が見守っていた。かつて付け人も務めた炎鵬は「気になりますよね。見守ってくれるのは心強い。気にしてくださっているのでうれしい」と笑顔。「いい相撲をとろうと、より一層気合が入りました」と、会心の一番で応えたことを喜んだ。
9連勝大の里の陰に炎鵬の活躍もあることを忘れてはならない。
先日の旅行で飛行機を利用したのだが、行きも帰りも羽田空港に寄った。羽田はこれまでも何回も利用しているのだが、到着ゲートから出発ゲートまでの移動距離が極めて長いのには閉口する。先日の帰りは、到着ゲートから小松行出発ゲートが実に遠かった。出発ゲートは22番だったが、ここまで4,5百mはあるのではないかと思われる。待合ロビーも広大だった。
左側から歩いて22番ゲート待合室へ |
これまではもっと端のゲートだったように思う。いつもだが、余りにも広大過ぎて自分がどこにいるか把握できない。
今から二十数年前になるが、東京で3か月間の研修があった時、羽田空港のビルが新築完成したというので自主的に見学に行った。今の第1ターミナルだと思うのだが、そのビルの屋上で飛行機の発着を数時間眺めていたことがあった。ぞろぞろと次々に出発する様子を見て、いよいよ飛行機の時代が到来したことを実感した。国鉄が分割民営化して7,8年経過した頃だった。
さて、あと何年羽田を利用できるか・・・。
浅虫温泉の宿を9時に出発し、青森市内に向かった。青森には現役時代に講習会に出席したことがあった。その時は連絡船発着場付近を散策した。今回、青森駅付近がその当時と随分様変わりしていた。
青森港 連絡船八甲田丸がなつかしい |
ねぶたの家ワ・ラッセの展示物は迫力があった |
大勢の人で賑わっていた |
前に来た時はこのような施設はなかった |
ここはべらぼうに広い |
縄文時代にこんな広い建物があったとは驚き |
復元された建物群 |
旅は2日目、十和田湖畔のホテルを出発し、バスは昨日走ってきた奥入瀬を通って深い樹林の中を走行した。最初の目的地は「酸ヶ湯」。ここで1時間、入浴するもよし、休息するもよしというので入浴することにした。
酸ヶ湯温泉 |
平日だというのに来客者が多いのに驚いた |
江戸時代から大賑わいの温泉だという。名物の「ヒバ千人風呂」は、なんと160畳の広さが。
浴室には、熱湯、冷の湯、四分六分の湯、湯滝など4つの源泉の異なる浴槽が用意されている。一部に男女を分ける仕切が設けられているほか、その広さからか女性でも臆せず入浴する人が多いのが特長。
基本となる泉質は、酸性硫黄泉で、神経痛、リュウマチ、冷え性などに効能が大。
大浴場だが洗い場がない |
女性は浴衣を着用。大浴槽には女性ゾーンの表示はある。再びバスに乗車、岩木山を左手に見ながら五所川原に向かった。あるホテルの1Fレストランで昼食。時間が余ったのですぐ向かい側のスーパーで買い物。間もなく出発となった。太宰治の生誕地を過ぎ十三湖を過ぎ広大な農地も終わりとなり山間地の道路になった。そこから山林地帯を通り抜け日本海側に出た。
ひたすら狭い海岸に沿った道路を走行した |
ようやく竜飛崎頂上に |
階段歩道は国道だという |
北海道が見えた |
念のためマスクは外さなかった |
部屋の窓からお岩木山が見えた |
3日から6日までの4日間、青森県の2つの半島の最先端を巡った。2つの半島の最先端は簡単には行けなかったが、趣もあって良い旅だった。
先ず1日目は小松から羽田へ向かった。羽田から広島、高松、徳島、高知、愛媛の参加者と合流して青森空港に向かった。青森空港からバスで奥入瀬渓流に向かい、20分ほど渓流沿いに歩いた。昔の旅行で十和田湖に向かう途中、奥入瀬を通ったのだが、そこを歩いて景色を堪能したいと思い続けたその夢が実現した。
奥入瀬川の渓流 |
渓流沿いの歩道散策が夢だった |
近くに星野リゾートが進出してきたが、その規模が大きいので驚いた。
この日は十和田湖のホテルで1泊した。
4日の朝、6時半から予定にはない旅行会社の随行員のご厚意で、十和田湖畔散策をした。以前、十和田湖に行ったことがあり、そこで昼食を食べた記憶があったが、そことは5kmほど東側だった。
船着き場 |
約30分ほど湖畔をめぐった |
続きは明日にしよう。