2023年10月14日土曜日

今は昔の農作業を思い出した

今朝の新聞に小学生が刈り取った稲束を持って脱穀機をまわしている写真が掲載されていた。
中能登町の鹿西小学校5年生が12日、同町能登部下の田んぼで育てた稲の脱穀作業を体験したという。
国や県、JAの耕作放棄地を活用した農作業体験学習の一環だという。農家の谷喜義さん(81)の田んぼ約600平方メートルで育てたコシヒカリを脱穀した。児童らは、足踏み式の人力脱穀機と自動脱穀機に稲を通し、もみを落としていった。

自分の脱穀作業を思い出した

もみは精米した後、調理実習で食べる予定という。もみを落とした稲は28日に能登比咩神社である神事「火渡り」で燃やされ、その上を獅子舞が走る。体験した石端晃典君(11)は「昔は人力の脱穀機を使っていたことを知ると、米を食べるまで大変だったと思う。食べるのが楽しみ」と話した。

写真の脱穀機は足踏み式ではないように見える。足踏み式は、横方向に細長いペダルを踏むと勢いよく回転する。5反百姓の倅は小学卒業までやらされた。6年生くらいになると、ようやく村の百姓でほんの1,2軒だったが耕運機が入ったころである。田植え機が普及したのは昭和30年代だった。40年代に入ると減反政策が導入され始めた。

そんなことが思い出される写真だった。

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