高3の孫を森本駅に迎えに行って車に乗せた。走り出してから手のひらを見ているので、運転中だったがチラッと見た。「その手、どうした?」と聞いたら、学校でスポーツ競技の大会で100m走に出場したが、途中で転倒して手のひらの皮がむけたという。家に到着して直ぐに皮膚科に連れて行った。手のひらはくぼんでいるので、包帯をするのが難しい。
包帯の固定が困難 |
そんな孫の手を見て、自分も手のひらの同じような所の皮がベロンと剥けてしまったことを思い出した。それは同僚と単車に乗って現場巡回中だった。現場は中央本線多治見~土岐津間の複線化工事現場。単車の後ろに乗せて貰って事務所に帰る途中の出来事だった。
事故現場を探してみたら「あった」のである |
ダンプカーの後ろに走っていた。そのダンプカーが道路の中央に見える交差点を左折するため前部を振った。そうすると単車を運転していた同僚が一気にスピードを上げて追い抜こうとした途端、ダンプは急ハンドルで左折したのである。ということは、「激突」したのだった。3m程空を切って砂利道に落ちると同時に両手をついて顔面を無意識に防御姿勢となって、手をついたまま滑った。そのため、左手の手のひらの皮が殆どと言うくらい剥けてしまった。
その傷は中々治らなかった。しかし、警察には無届け、オートバイに過失があった。今から58年前の出来事だったが、まかり間違えば命を落とす事故だった。
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