北陸新幹線の金沢・敦賀間は工事中にトンネル変状が発生して完成予定が2年程伸びた。自分が平成10年3月まで勤務した国鉄時代にはそのルートは既に決定していた。
現在の北陸本線は、敦賀駅を発車してまもなく、交直切り替えのデッドセクションを通過して程なく、1962年(昭和37)に完成した北陸トンネル(1,3870m)に入り、木の芽峠直下を一気に南越前今庄駅に向かっている。 北陸トンネルが開通するまでの旧線ルートは、敦賀から敦賀湾に沿って山間部を北上して山中峠を越えて嶺南地域に向かうルートであった。高校3年春(1959)の九州方面の修学旅行は、まだ、北陸トンネルは鋭意工事中の頃であり、旧線ルートの今庄から杉津駅を通過して敦賀に行った。この区間にはトンネルが13ある。その3年後、北陸トンネルが開通し、急峻な山越えルートの北陸線が新しいルートに切替えられた。
急坂路の北陸本線杉津付近を走行する列車 昭和初期の写真だろうか? |
車が走行できるという |
北陸自動車道杉津PA(下り線)からの雄大な眺めが素晴らしい。
杉津PAからの眺望 冒頭の列車の写真では島のように見えるが、現在は陸続きか? |
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