昨日の夕方、テレビに字幕が出て何事だろうと注視していたら、真鍋叔郎氏がノーベル物理学賞を受賞したと報じた。
ほどなく詳報が入った。それによると、スウェーデン王立科学アカデミーは5日、今年のノーベル物理学賞を米プリンストン大学の真鍋淑郎氏(90)ら3氏に授与すると発表した。
真鍋氏とドイツのクラウス・ハッセルマン氏(89)は気候変動の物理学モデルで地球温暖化を予測した業績により、物理学賞の2分の1を共同で受賞。残る2分の1はイタリアの理論物理学者、ジョルジオ・パリシ氏(73)が受賞したという。
地球温暖化の予測に成功 |
90才の真鍋さんはプリンストン大学の上級研究員として現役だという。自分より12才年上だが元気はつらつとしておられるように見受けられる。
選ばれた理由について、「分からないが、(数値)モデルを使って気候研究を始めたのが私なので、それに対して賞が出たのだと思う」と推測。60年以上続けてきた研究について、「楽しくて仕方がなかった。困難はあったかもしれないが、非常に面白い人生だと思う」と振り返った。
優秀な博士号でもある日本の大学研究者の処遇は至って貧弱になってしまったという。首相が変わったこともあり、是非、予算や処遇面の改善に注力して貰いたいものである。そして岸田首相はお祝いの言葉と共に実に頼もしい発言をしたのだ。
岸田文雄首相は5日、米プリンストン大上席研究員の真鍋淑郎氏=米国籍=のノーベル物理学賞受賞が決定したことを受けて「人類社会の持続的な発展や国際社会に大きく貢献し、世界から認められたことを日本国民として誇りに思う」との談話を発表した。
同時に首相は「政府としてあらゆる分野でイノベーションを起こし続けることを目指し、独創的で多様な研究をしっかり支援し、人材育成など未来への投資を積極的に進める」との意向を示した。
同時に首相は「政府としてあらゆる分野でイノベーションを起こし続けることを目指し、独創的で多様な研究をしっかり支援し、人材育成など未来への投資を積極的に進める」との意向を示した。
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