2021年10月14日木曜日

田上地内をドローンで安全確認

一昨日はアケビ狩りの投稿をしたが、当時、熊が出ると言う話しは一切聞いたことがなかったので、山に入る時に「熊」などという心配は微塵にも無かった。ところが数年前くらいから、金沢の住宅街はおろか、小松、加賀、それに奥能登にまで出没するようになった。

原因は山の手入れや炭焼き等の山仕事がなくなったこと、ブナなどの実が不作などが住宅街まで降りてくる要因だという。登山も怖いので山歩きは止めておこう・・・となる。今年は熊が好む山の樹木の実が豊作だというから、熊の心配はないかといえば「No!」だろう。

目の前にこんな熊とかち合わせした場合はどーする

専門家の意見では、「目を合わさずに少しずつ後ずさりせよ」という。恐怖のパニックになった状態でこれは無理。死んだふり・・・ということも聞いたことがあるが、安全であるという保証はない。北海道では手足だけが残った状態で発見され、熊に襲撃されたと断定された。とても怖い話しである。

金沢市では今年4月1日から10月7日までに、63件のクマの出没が確認されたという。昨年の同時期は133件で、今年は大幅に下回っているが、市森林再生課西川課長は「市街地の近くで生活しているクマも増えている。山菜やキノコ採りで山に入るときは注意して」と注意を呼び掛けた。

クマの出没が増え始める時期を迎え、金沢市は8日、ドローンを使って上空からクマ探索のためのパトロールをしたという。


ドローンによる調査は、昨年から始まった。一度に広い範囲が確認でき、人が入れない奥地も確認できるメリットがある。8日は金沢大の敷地内で市消防局警防課の職員4人がドローンを森に向かって飛ばし、60mほどの高さから搭載したカメラの映像を確かめた。赤外線を使って熱源がないかも調べたが、この日のパトロールではクマは発見されなかった。

赤外線カメラの映像を確認

赤外線カメラの映像例 中央赤色部が熊の位置を表示

もし、熊が発見されれば爆竹で山に追い込むという。田上の山には高校生の頃に山菜採りに行ったことがあった。今はとても怖くて行く気がしない。 

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