2020年11月16日月曜日

初代クラウンで引っ越し

2020年11月11日、日本中のクルマ好きが驚愕した「クラウン生産中止」というニュースが話題となったという。
実際には、クラウンのセダンタイプの生産・販売の終了を検討するという内容のようである。2022年以降では次期型としてクロスオーバーモデルとなり、グローバルで展開されるようである。

中日新聞が「クラウンセダン生産終了」を報道したことに大きな反響を呼んだのである。
クラウンの歴史は古く、昭和30年に初代モデルとして「トヨペット クラウン」としてセダンタイプと「トヨペット マスターライン クラウン バン」としてバンタイプが登場した。

昭和30年製造販売開始した初代クラウン
この写真を見て、昭和38年10月の出来事が目に浮かんだ。能登線宇出津~松波間が開業して間もなく、鵜飼工事区から岐阜市内にあった本局土木課に転勤命令が出たので、柳田村の実家に引っ越し荷物を取りに、鵜飼工事区の業務用車を家に回して貰ったのである。その時の車が初代形式のクラウンだった。水色のボデー、観音開きのドアー、クッションが柔らかく快適だった。

その少し前までは、進駐軍払い下げのジープが業務用車だった。
幌が取り付けられていた
隣の松波工事区に配車されていたジープは幌がなく、フロントの窓はパタンと倒すことが出来た。そのジープに乗せて貰って海水浴に出かけたことがあった。
昭和38年に新設された珠洲工事区の業務用車は三菱ワゴンのジープもどきだった。このタイプの車は県土木事務所に長く使われていた。遙か昔になった独身時代を懐かしく思い出した。

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