2020年10月20日火曜日

加賀温泉駅前商業施設にクマ13時間立て籠もり騒動

県内で連日のクマ騒動が続いている。昨日は早朝、加賀温泉駅前直ぐ傍の商業施設にクマが侵入、13時間後の夜にようやく駆除したという。

山は遠くにあるが、どのようにしてここに来た?
加賀温泉駅では19日午前5時半ごろ、地下通路を南から北へ走り抜けるクマを住民が目撃した。市や大聖寺署が確認を進める中、新たに目撃情報が入り、アビオシティ加賀に侵入したことが判明した。クマが侵入した際、施設には社員とアルバイトが出勤しており、午前9時半の開店へ準備を進めていた。搬入口の作業員や社員ら複数人がクマを目撃。従業員は署員の指示で屋外駐車場に移動した。

アビオシティ加賀は平和堂のアル・プラザ加賀が入居し、飲食店、ホールを備える。店内を消毒し、20日は通常通り午前9時半から営業する。周辺には市医療センターや飲食店、家電量販店などが立ち並ぶ。周辺に規制線が張られ、住民が心配そうに見守った。

厳重警戒中

クマ退治隊を配置
日が暮れたが未だ捕獲ならず

何と13時間後、ズドンと仕留め袋詰めして搬出された

侵入したクマを、猟友会が110番通報から約13時間後の午後9時10分ごろ、射殺したと明らかにした。 市によると、クマは体長約1・3メートルの雄の成獣。

19日午前8時55分ごろには、加賀市山代温泉のホテル「加賀百万石」の裏庭にもクマが出没した。午後9時ごろには、同市松山町の集会場付近で目撃情報があった。石川県内では今年に入り、クマに人が襲われる被害が相次ぎ、負傷者は19日現在で過去最多の11人を数える。16日に白山市鶴来地区、17日と18日に加賀市山代温泉と3日連続で人身被害が発生している。県は8日に最高レベルの「出没警戒情報」を発令した。

どうしてこんなにクマが出るのか。その原因をTVで放送していて初めて事実を知った。

それは、2年前、どんぐり等の木の実が豊作でクマのベビーブームがあったというのだ。そのクマが人慣れしてどんどん町に進出するようになったのだそうである。だから、このクマ騒動は当分続きそうだ。

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