2018年4月23日月曜日

元治さん、出番ですよ

昨日は4月の気温としては史上最高を更新した場所が全国各地であったという。金沢でも27°前後の真夏日となってとても暑かった。
新聞には能登の塩づくりが始まったと報じた。

国の重要無形民俗文化財「能登の揚浜式(あげはましき)製塩の技術」を継承する、珠洲市清水町の角花豊さん(70)の塩田で21日、今年の塩作り作業が始まった。快晴の空の下、角花さんが勢いよく「打桶(おちょけ)」を振るい、塩田全体に行き届くように海水をまいた。
「打桶」を使って海水をまく角花さん=珠洲市清水町
角花家では家族3人が塩づくりに携わっており、長男洋さん(43)と洋さんの妻祐子さん(43)も手伝った。角花さんの塩田は、3年前に放映されたNHK連続テレビ小説「まれ」のロケ地になっており、移動中に車を止めて作業に見入る観光客の姿も見られた。
元治さんもここで潮を撒いた

塩田にまいた海水は一晩乾燥させ、翌日、塩分が付着した砂を集める。砂を海水と混ぜて塩分濃度が高い「かん水」とし、釜で煮詰めると、まろやかさが特徴の天然塩が出来上がる。

洋さんによると、角花家は10月上旬まで、晴れの日を中心に100日ほど塩作りに励む。県内外から注文が舞い込んでいるが、人気のため在庫が無く、出荷は5月下旬~6月上旬ごろになるという。
角花さんは「この仕事は天候次第。先代から受け継いだ伝統を生かして良質な塩を作りたい」と話した。

この塩田の裏側に海があるのだが、潮汲み場が子供の海水浴場に最適なので、娘たちが2,3歳の頃から毎年そこで遊びながら泳ぎを覚えた。高校生くらいになると沖合の岩場に潜ってサザエを採るまでになった。大卒後、職場の同僚たちと雑談する中で「私、潜ってサザエ採るよ」といっても信じてもらえないと云っていた。

このすぐ隣に道の駅珠洲塩田村がある。町内シニアクラブがそこに訪れ、実際に体験等も楽しんだ。

町会長も担いでみた
潮汲みは中々の重労働なんだ・・・と
それにしても能登で作られる塩は独特の風味がある。品薄のため、現地の販売は一人二袋に限定されている。



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