2018年4月9日月曜日

150年前、オーストリアの少年が写した日本の風景

2日前の読売新聞に、150年前(明治5年)にある少年が写したという日本の風景写真の銀板が発見され、8000万画素のデジタルカメラで撮影したところ、鮮明に蘇ったという記事が掲載された。
早速その写真を眺めた。
先ずは「お江戸日本橋七ツ立ち」と謳われる日本橋から


銀板写真の精度は驚きである。8000万画素のデジカメで撮影してその写真が復元されたという。
撮影した少年の写真も掲載された。
           日本滞在中の和服姿のミヒャエル・モーザー(1872年)

この少年は どの様な人物かというと、江戸から明治に変わって間もない1869年(明治2年)10月2日、横浜港に到着したオーストリア・ハンガリー帝国の軍艦フリードリヒ大公号に一人の少年が乗船していた。日本と修好通商条約を結ぶため派遣された使節団(東アジア遠征隊)に随行していた写真家ヴィルヘルム・ブルガーの助手で、ミヒャエル・モーザーという16歳のオーストリア人少年だったという


16歳と云えば藤井聡太君と同年代、やはり写真の才能はぴか一だったのだろう。
明治時代の写真を調べていたら面白いものが何枚かあった。

長崎造船所の工事写真
五代友厚所管の長崎造船所
ここが築地とは!
眉唾だが文政4年撮影の兼六園だと
正面は石川門に至る橋?
道路造成に埋め立てする以前の写真。この写真は見たことがあると記憶している。

金沢市電線路建設模様の写真は大正前期
いろいろ調べていて、古くはないが懐かしい写真があった。

ダイエーの駐車場

この駐車場はスロープが狭かった。壁に擦り傷の跡が沢山あったから多くの車が損傷しただろうと思ったものである。なくなってまだ10年くらいだろうか。この道路からバスが発着していて便利だったのになぁ。

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