2025年1月27日月曜日

王鵬が豊昇龍を優勝させ横綱にする功労者だ

昨日の大相撲は波乱万丈の出来事だった。そもそも王鵬が金峰山を破ったことで三者の優勝決定戦が始まった。王鵬の大活躍がなかったら金峰山の優勝はあっただろう。今場所の王鵬の活躍が光った。3敗の王鵬(24=大嶽部屋)は2敗の金峰山(27=木瀬部屋)を破って引きずり降ろして優勝決定巴戦に持ち込んだが、今度は大関・豊昇龍(25=立浪部屋)に屈した。「悔しいですね。もうちょっと、勝たないといけないところ集中力が切れた。直すところがたくさんあるので」。自らの手でチャンスを引き寄せていただけに、決定戦の負けが悔やまれた。

優勝決定戦の王鵬vs豊昇龍

だが、今場所の王鵬の相撲は長足の進歩の跡が見える。来場所以降も大の里の良きライバルとして活躍するだろう。

大の里は昨日の勝利でどうにか10勝をあげることができた。今場所は出だしでつまづいてしまい優勝戦線から遠ざかってしまった。そんなことで、来場所も目が離せない。十両では欧勝海も頑張った。炎鵬も6勝1敗で好調だったことから、来場所から幕下での取り組みとなる。幕内上位から序の口にまで陥落した炎鵬だが、また幕下で大暴れしてくれるだろう。県内出身者の活躍を見るとわが身も元気になれる。

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