新聞のタイトル:90歳 避難先で学びに意欲 七尾で被災・一花さん 高砂大学校修了 歴史習得 「知識で金沢に恩返ししたい」
能登半島地震で被災した七尾市舟尾町の一花實さん(90)が、避難先の金沢市で高齢者向けの生涯学習講座「高砂大学校」に通い、15日に今期最高齢として修了した。避難生活を送る上で学びが活力になったといい、得た知識を通して「救ってもらった金沢に少しでも恩返ししたい」と語る。
同市彦三町の中央公民館彦三館であった修了式で、一花さんは118期生198人のクラス代表として壇上に上がり、証書を受け取った。高齢のため勉強した内容を忘れがちになり、講師の声が聞き取りづらく耳の後ろに手のひらを当てて聴講することもあったが「学ぶことは楽しく人生を歩むために必要」と朗らかに笑う。
90歳で学ぼうとする意欲のある高齢者に「素晴らしい人」だと敬意を表したい。
写真を見ると平均的な90歳と見受けられるが、今回、めでたく終了されたことに敬意を覚えた。自分を比べると誠に恥ずかしい限りだ。この人に少しでもあやかりたいと思った。
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