毎年1.5cmも沈下している半島がある。その半島の場所は北海道東部、根室海峡沿岸に位置する野付半島は、風光明媚な分岐砂さ し 嘴であり、道東の代表的な観光地の一つとして知ら れている。ここでは約1.5 cm/ 年に達する急激な地盤沈下により、過去90年間に133 cmの海面上昇が生じたとされ、大 規模な海岸浸食や湿原環境の干潟化が発生し、地元では深刻な社会問題となっている。
実は9年前にこの地を訪れた。半島は今にも沈んでしまいそうな感じだが、半島の付け根から先端までは何と28kmもあり、その形状も奇異に感じる。
![]() |
この半島から国後島までは17kmと近い |
ネイチュアセンター横の石碑 |
この地が好きで行ったわけではないが、行って良かったと思う場所だった。日本にこんな所があったとはと驚いた。
先端方向に向かうバス乗り場 |
半島の2/3程の位置にネイチュアセンターがあるのだが、そこからトラクターでけん引されたバスにのるか徒歩で先端方向へ向かうことになるが、吾々は細い一本道を歩いた。
![]() |
トド松やミズナラが立ち枯れしている |
![]() |
立ち枯れしたトドマツの林が残っている |
この島の先端部には国後島への往来のための港があったり、歓楽街があったという。今はそんな面影はみじんにも感じない。
北海道旅行の際にはここも加えてみては如何でしょうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿