2023年3月19日日曜日

選抜オープンセレモニーで泉丘生が大活躍!

ちょっと遅れて始まった選抜開会式だったが、代表校を紹介する司会に抜擢されたのが、金沢泉丘高校3年の奥田開斗君。非常に聞きやすいすばらしい話術を披露した。去年7月「放送部の甲子園」と言われる「NHK杯・全国高校放送コンテスト」の朗読部門で優勝したという。県内の高校では史上初の快挙だった。奥田君はその実力を買われ、開会式の司会を依頼されたのである。

立派に大役を果たした奥田君

その期待に十分過ぎるくらいの大役を果たした。
予定より遅れて午前10時半に始まった開会式。吹奏楽の演奏でスタンドの高揚感が高まる中、奥田さんの出番が回ってきた。グラウンドに立つマイクを前に背筋を伸ばし、「ただいまから」で始まる開式の言葉を堂々と響かせると、割れんばかりの拍手が注がれた。入場行進では、前年優勝の大阪桐蔭を皮切りに出場36校を落ち着いた低音ボイスで校名を読み上げた。

雨の影響で開始が1時間半遅れ、「かえってリラックスできた。大勢の視線に見詰められて、やるしかないと吹っ切れた」と奥田君。球場を訪れた高校の先生や両親から「頑張って」と送り出されたといい、「きょうはミスがなく90点。あとの10点は伸びしろ」とほっとした表情を見せた。

活躍の裏には厳しい練習を自分に課した

大役を果たして、「感無量と言いますか…なんかジーンとしましたね。しっかり練習してきたのを(皆さんに)聞いて頂けたんだなと思いまして、一人で感動していました」と。
奥田君は4月から京都の大学に進学し、映像や音楽を学び、声優やナレーターになる夢を追い掛けるという。「この経験は自分の糧になった。将来に生かしたい」と・・・。

石川県人として甲子園で活躍した奥田君は誇らしく思う。
奥田君、ご苦労様でした。

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