2023年3月1日水曜日

58年前に設計した構造物健在!

最近はyoutubeの画質が格段に向上した。昨日は偶然に名古屋~長野間の特急列車の走行動画を見た。運転席の真横から撮影された映像に、かつて自分が設計した構造物が確認できたのである。二十歳までは能登線の軌道工事関係に従事していたので、土木構造物の設計は初めての経験だった。

中央部に見える擁壁を現地測量して設計した
この写真は多治見駅を出発して数分の位置。この付近から約1km間の構造物設計を担当した。翌年、恵那~中津川間の複線化に着手したことから、中津川工事区に転勤、美濃坂本駅付近の工事を担当した。

右手は美濃坂本駅ホーム。このホームも改築した
                正面に見える山は恵那山

そしてこの駅のすぐ向こう側の複線化建設工事写真があった。

路盤工事から軌道工事が開始された
               この写真の上部は恵那山

列車は中津川~落合川間
やがてさしかかる落合川橋梁も設計した

それにしても、苦労した能登線建設業務が灰燼に帰して、泣けてくる心境である。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

お気持ち分かります、デジタル化で淘汰されるアナログのような感じですね☺️