昨日、池袋暴走事故で妻子を亡くした松永さんが、公判で初めて被告人に向かい合って直接問いかけたという。
東池袋自動車暴走死傷事故は、2019年4月19日に東京都豊島区東池袋四丁目で発生した交通事故。 高齢者の運転する乗用車が暴走して交差点に進入し、歩行者・自転車らを次々にはね、計11人を死傷させた。自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた旧通産省工業技術院の元院長、飯塚幸三被告(90)の公判が昨日(21日)、東京地裁で開かれた。松永拓也さん(34)がこの日午後、東京地裁での刑事裁判で被害者参加制度を使い、飯塚幸三被告(90)に直接質問したことについてコメントした。
この日の番組では松永さんの「無罪を主張していますね?」という質問に飯塚被告が「心苦しいと思うが、アクセルとブレーキの踏み間違えの過失はない」と答えた飯塚被告「アクセルペダルを踏んでいないのにエンジンが高速回転しました。車が制御できないのかと思って非常に恐ろしく感じ、パニック状態になったと思う」
《飯塚被告は、乗用車が暴走している最中に、アクセルペダルを確認したと主張。「床に張り付いているように見えました」と話した》
飯塚被告「前方に交差点が見えて、赤信号とご婦人が右から左に渡っているように見えました。ブレーキをいっぱい踏みましたが、減速しませんでした。車が加速になってしまい、非常に驚いてしまいました。何か大きなものにぶつかったように思いました」
《飯塚被告は、乗用車が暴走している最中に、アクセルペダルを確認したと主張。「床に張り付いているように見えました」と話した》
飯塚被告「前方に交差点が見えて、赤信号とご婦人が右から左に渡っているように見えました。ブレーキをいっぱい踏みましたが、減速しませんでした。車が加速になってしまい、非常に驚いてしまいました。何か大きなものにぶつかったように思いました」
こんな応答があったという。反省の気持ちはゼロ。終始一貫、車の不具合だと決めつけている加害者だが、こんな人間が旧通産省工業技術院の元院長をしていたとは、こんな人間性の持ち主であることが見抜けなかった上司の眼は「腐っていた」としか考えられない。
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