2021年6月19日土曜日

人口減の妙薬はないものか

5年間で石川県の人口が約2万人減ったという。一つの町が消滅したといえる。石川県の人口は113万3294人で、5年前の前回調査から2万人余り、率にして1.79%減少したという。16の市と町で減少し、七尾市では4989人と最も人口が減ったほか、珠洲市は減少率が11.56%と、最大となっている。金沢市でさえ2000人余り減少したのである。一方、野々市市、白山市、かほく市では人口が増えた。野々市市は2161人、3.92%の増加と県内で最も増えた。

この傾向は将来も続いていくという。

減少はどうにも止らない!

そんな石川県ではあるが、過去に日本一人口が多かった時代が5年間も続いたことがあった!

 
時は明治10年、大石川県(富山・福井の大部分を含む合併)が誕生し、1806509人に達した。ちなみに2位は新潟県で150万63人。3位は愛媛県。前年に香川県と合併して、139万4091人という人口を誇っていた。4位は兵庫県で134万3758人。
あれっ、東京は?

東京は10年前まで江戸100万人と世界一を誇っていたが、幕府解体で武士階級は霧散霧消、大方が地方に戻った。日本一に返り咲くには相当の日数を要したのである。

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