高齢者の日常生活にとって重要なのは、座った状態からの立ち上がりが楽にできるかどうかだという。
高石氏は階段上りと平地歩行との負荷の差について「立体移動と平面移動の違いが大きい。階段を上るのは片足でスクワットをしているようなもの」とたとえる。
一方、平地歩行については「負荷が少なく筋力の“貯金”があまり作れない」とし、転倒による骨折や病気で長く寝込んだような場合、「筋肉に余力がないため、そのまま寝たきりになってしまう危険がある」という。そのため、「健康のため1日1万歩といわれているが、歩数が少し減ってもいいからアップダウンを取り入れてほしい」と強調している。
筋力維持・強化のみならず、階段の上り下りは食後の血糖値の急上昇を抑制するとともに早く下げさせ、脳梗塞(こうそく)や心筋梗塞につながる動脈硬化のリスクを減らすことも期待できるという。
ま、ウオーキングの効果というものは筋力を鍛えるだけではなく、きれいな空気を吸いながら季節の移ろいを体に吸収するという効果がある。階段上り下りの効果は高いのだろうけど、それだけだと味気ないものになる。1日数回に分け5分/回ほど階段上り下りを取り入れてみようかなぁ。
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